総量規制対象外 即日融資が可能な審査の甘いカードローン

総量規制の対象外で即日融資が可能な審査の甘いカードローンを検証

 

お金の借り入れを検討している人の中には「総量規制の対象外、審査が甘い、即日融資可能」というワードで検索を掛けている人もいます。

 

このようは条件で探す人は「総量規制の限度額まで借りているが、すぐにお金が必要になったため、審査の甘いキャッシング会社」を探しているという事でしょう。

 

そこで、このような業者が実際にあるのかを調べてみたので紹介します。

 

 

≪目次≫

  1. 総量規制の対象になるカードローン
  2. 総量規制の対象外になるカードローン
  3. 即日融資が可能なカードローン
  4. 審査の甘いカードローン
  5. まとめ

 

総量規制の対象外になるカードローン

総量規制は貸金業法に追加された法律で、利用者が借り過ぎならないように制限をするようになった法律です。

 

総量規制の対象になるのは、消費者金融のカードローンやクレジットカードのキャッシング枠が対象で「融資限度額は年収の3分の1以内」制限で、2010年から完全施行となっています。

 

総量規制の対象外になるカードローン

総量規制は貸金業法の法律なので、銀行法が適用される大手銀行や都市銀行、信用金庫などのカードローンは総量規制の対象外になり、年収による制限はありません。

 

ただし、法的には総量規制の対象外ですが、2017年に銀行の過剰融資が問題になり、銀行カードローンは自主規制を行うようになったため、総量規制と同じ仕組みを取り入れています

 

総量規制の影響を受けない「除外貸付」と「例外貸付」

このように現在は消費者金融のカードローンでも銀行のカードローンでも総量規制があるのが実態です。

 

ただ、なにごとにも例外があるように、カードローンにも総量規制の影響を受けることなく、年収の3分の1以上借りられる方法があります。

 

消費者金融などは総量規制の対象になっていますが、その中でも「除外貸付」や「例外貸付」というように、総量規制の制限を受けない貸付があります。

 

除外貸付
  • 不動産購入または不動産に改良のための貸付(住宅ローンなど、そのためのつなぎ融資を含む)
  • 自動車購入時の自動車担保貸付(自動車ローン)
  • 高額療養費の貸付
  • 有価証券担保貸付
  • 不動産担保貸付(不動産担保ローン)
  • 売却予定不動産の売却代金により返済できる貸付
  • 手形(融通手形を除く)の割引
  • 金融商品取引業者が行う500万円超の貸付
  • 貸金業者を債権者とする金銭貸借契約の媒介
例外貸付
  • 顧客に一方的有利となる借換え(おまとめローン、借り換えローンなど)
  • 緊急の医療費の貸付
  • 社会通念上緊急に必要と認められる費用を支払うための資金の貸付
  • 配偶者と併せた年収の3分の1以下の貸付(配偶者貸付)
  • 個人事業者に対する貸付(個人事業者ローン)
  • 預金取扱金融機関からの貸付けを受けるまでの「つなぎ資金」に係る貸付

 

「除外貸付」は、総量規制の対象とならない貸付けで、不動産購入のための貸付けや自動車購入時の自動車担保貸付けなどは、同じ貸付けの残高としてあっても総量規制の貸付残高には含まれません。

 

たとえば、カードローンの申込フォームに記入する時、住宅ローンの借入残高が500万円、クレジットカードのキャッシング枠で借入が10万円あった場合、申込フォームの「借入残高」に記入する借入残高は、マイホームローンの残高500万円を除いた、10万円だけを記入すればよい事になります。

 

「例外貸付」は返済能力が認められれば、緊急の医療費や、借りている人が一方的に有利になる(おまとめローンや借り換えローン)の場合、年収の3分の1以上の融資をしてもよい事になっています。

 

総量規制の制限では年収が必要ですが、無収入の専業主婦が利用できる商品で、配偶者に安定した収入があれば、配偶者と申込者の年収を併せた合計の3分の1以内の融資が可能な「配偶者貸付」などがあります。

 

このように、消費者金融や信販会社からの借り入れは、すべてが総量規制の対象になるものではありません。ですから、年収の3分の1以上の借り入れをしたい時は、総量規制の対象外になる貸付を利用する方法なら可能です。

 

即日融資が可能なカードローン

カードローンを利用したい時は、出来るだけ早く融資を受けたいと思う人も少なく在りません。

 

カードローンのメリットは申し込みをしたその日にお金が借りられる即日融資が可能です。

 

銀行カードローンの即日融資

2017年以前は、銀行カードローンでも一部の銀行なら即日融資が可能でした。しかし、2018年以降は、審査システムが変わり、銀行カードローンは即日融資ができなくなってしまいました

 

それは、一部の銀行が暴力団関係者へ融資をした事が原因で、それを防止するために審査方法が銀行の審査だけでなく、申し込み者の情報を警察庁データベースに照会し、暴力団関係者など反社会的勢力に該当しないかどうか、の確認を徹底することが義務付けられたからで、警察庁データベースへの照会が審査に加えられたことで、回答に時間がかかるようになったため、即日融資ができなくなってしまいました。

 

大手消費者金融のカードローン

一方消費者金融の審査は警察庁への照会はないので、従来通り即日融資が可能です。

 

消費者金融 金利(実質年利) 融資限度額 審査時間
プロミス 4.5%~17.8% 500万円 最短30分
アコム 3.0%~18.0% 800万円 最短30分
アイフル 4.5%~18.0% 500万円 最短30分
SMBCモビット 3.0%~18.0% 800万円 最短30分
レイクALSA 4.5%~18.0% 500万円 最短30分

 

インターネット申し込みをして即日融資で借りたい時は、銀行振込になるので、平日の午後2時までには契約や手続きを完了させておく必要があります。

 

また、大手消費者金融は全国に自動契約機を設置しています。自動契約機から契約すればカードが発行されるので、そのカードを使って備え付けのATMや提携コンビニATMなどからいつでもお金が引き出せるようになります。

 

自動契約機はほとんどのところが365日午前9:00~10:00まで営業しているので、土日祝日などの銀行の営業時間外でも即日融資で借りる事が出来ます。最近は、スマホがあれば借り入れや返済が出来る「スマホキャッシング」を取り入れている大手消費者金融があります。

 

「スマホキャッシング」はスマホアプリをインストールすれば、セブン銀行ATMで借り入れや返済が可能になります。スマホキャッシングも365日何時でもキャッシングが可能です。

 

現在スマホアプリは「プロミス」「アコム」「SMBCモビット」「アイフル」なら利用できます。銀行カードローンで即日融資が出来なくなった現在では、即日融資で借りられるのは、消費者金融だけになります。

 

審査の甘いカードローン

 

次に審査の甘いカードローンについてですが、カードローンはどこへ申し込みをしても基本は「安定した収入がある事」が条件となっていますが、審査基準はそれだけではありません

 

審査は申込書に記入した内容から本人の属性(年齢や住所、家族構成、勤務先、勤続年数)などと、信用情報機関の個人情報に基づいて「融資をしても大丈夫」な人物かどうかの審査を行います。

 

事故情報が記録されている

特に、信用情報機関の個人情報では、他社の借入件数や借入総額がいくらかという事や、他社への申し込みをしていないかを調べます。

 

そのほかにも、他社からの借り入れで延滞などを起こしている場合や、債務整理をしたという場合もすべて個人情報に記載されているので、個人情報に「異動(金融事故)」と記載されていると、まず審査に通る可能性はありません。

 

中小消費者金融の審査

カードローンは銀行や大手消費者金融だけではなく、地方に存在する中小消費者金融があります。中小消費者金融は、本来、地元を中心に貸金業を営んでいましたが、インターネットの普及で、地方だけでなく、全国展開をするところが増えています。

 

インターネットでよく見かけるのは、過去に債務整理や延滞などを起こした方やブラックになっている人でも借りられたという口コミなどを見ます。中小消費者金融は、過去にはとらわれず、現在の状況から返済が出来ると判断した人に融資をしている業者もあります。

 

ただし、現在の状況が延滞中というような進行形の場合、どこへ申し込みをしても断られます。まずは延滞をしているカードローンの返済を済ませてから相談する必要があります。ただ、このようなブラックに、リスクを背負ってまで融資をする業者があるかどうかは疑問です。

 

総量規制が出来た理由

総量規制が完全施行となる前は、融資限度額が決まっていなかったため、貸せると思う人にはどんどん貸し出しをしていました。借り入れ限度額の上限が決まっていなかったため、利用者は返済が出来なくなるまで借入を続け、やがて返済が出来なくなます。

 

返済が出来なくなった利用者は、返済のために新たな借り入れをするという自転車操業を繰り返し、やがて多重債務者となり、ついには夜逃げや自己破産をするという事が増えたため、消費者を守るという立場から、金融庁は貸金業法の改正を行い、借入限度額の上限を決めたのが総量規制です。

 

申込条件が「貸せる人にはいくらでも」から、「安定した収入がある事」「融資限度額は年収の3分の1以内」という制限が付けられるようになったので以前と比べて審査は厳しくなったと言えます。

 

特に、借り入れ限度額がすでに年収の3分の1近くまで借り入れをしている人や、借り入れ件数が多いという人、延滞や債務整理をしたいわゆるブラックになっている人は、新たな申し込みをしても審査に通る可能性は少ないです。

 

まとめ

「総量規制の対象外で即日融資が可能な審査の甘いカードローン」について、それぞれのワードをまとめると、

  • 消費者金融の「おまとめローン」や「配偶者貸付」「事業者貸付」などは総量規制の対象外。
  • 銀行カードローンは総量規制の対象外ですが、融資限度額は年収の3分の1以内。
  • 銀行カードローンは審査方法が変わったため、即日融資は不可となっており、即日融資が可能なのは消費者金融だけ。
  • 審査の甘い中小消費者金融もありますが、現在進行形のブラックに対しては厳しい。

 

すでに総量規制の制限近くまで借りている人や制限を超えている人が、即日融資でそれ以上のお金を借りる時は、総量規制の対象外になる商品を探さなければなりません。しかし、現実として即日融資で借りられる総量規制外の金融商品はありません

 

多重債務者となっている人は「おまとめローン」がおすすめですが、信用情報機関の個人情報に事故履歴が残っているという場合は、まず審査に通る可能性はありません。

 

ですから、冒頭に書いたような「総量規制の限度額まで借りているが、すぐにお金が必要になったため、審査の甘いキャッシング会社を探しても、見つける事は不可能と思っておいた方がよいでしょう。