総量規制対象外 マイカーローン

マイカーローンは総量規制の対象外!借入審査に影響するのは返済比率

 

車を購入する時、何らかのローンで借りるという人も少なく在りません。そこで気になるのが「カードローンやクレジットカードを使っているので、借り過ぎにならないの?」という心配をする人もいます。

 

マイカーローンでお金を借りる時、カードローンやクレジッとカードの借り入れは審査でどう影響するのかを調べてみました。

 

 

≪目次≫

  1. 借り入れ審査に影響するのが総量規制。
  2. 総量規制には対象外になる貸付がある。
  3. マイカーローンの種類
  4. カードローンやクレジットカードの借入多くても大丈夫?
  5. 返済比率がどれくらいかが重要
  6. ブラックになっていても借りられる?
  7. まとめ

 

 

借り入れ審査に影響するのが総量規制

総量規制という言葉を聞いたことがあると思いますが、総量規制とは消費者が借り過ぎないようにするための法律で、消費者金融や信販会社(以下ノンバンク)でお金を借りる時「融資限度額は年収の3分の1以内」と制限される法律です。

 

この法律が適用されるのは、貸金業に基づいて事業を行っているノンバンクが対象で、銀行は銀行法に基づいて事業を行っているので総量規制の対象外になります。

 

総量規制には対象外になる貸付がある。

ノンバンクでお金を借りる時、すべてが総量規制の対象になるわけではありません。ノンバンクの無担保カードローンなどの場合は、この制限が適用されるので、年収の3分の1を超えての融資は出来ません。

 

しかし、総量規制には「除外貸付」や「例外貸付」といった、総量規制の対象外になる貸付があり、これらの貸付は総量規制の対象外になります。

 

除外貸付
総量規制では「融資限度額は年収の3分の1以内」という制限がありますが「除外貸付」とは、総量規制の対象とならない貸付けです。

 

総量規制の対象外となっているのは、不動産購入のための貸付けや、自動車購入時の自動車を担保にした貸付けなどは、同じ貸付けの残高としてあっても総量規制の貸付残高には含まれません。

 

たとえば、年収300万円の人がノンバンクから借りられるのは最大で100万円までですが、すでに100万円を借りていたとしても、マイカーローンは総量規制の対象外になるので、マイカーローンの申し込みは可能です。

 

例外貸付

マイカーローンと直接関係はないのですが、複数社の借り入れを一つにまとめる「おまとめローン」や専業主婦を対象にした「配偶者貸付」個人事業主を対象にした「個人事業者貸付」なども総量規制の対象外になるので、年収に関係なく審査で融資が可能と判断した場合は貸してもよいという事になっています。

 

マイカーローンの種類

マイカーローンは

  • 銀行などの金融機関から借りる方法
  • 自動車販売店のディーラーローン

があります。

 

銀行のマイカーローン

銀行は貸金業者ではないので貸金業法の影響を受けません。

 

都市銀行や地方銀行、信用金庫や農協などは種類を問わず総利用規制の対象外になるので、マイカーローンも総量規制の対象外になります。

 

ディーラーローン

ディーラーローンは自動車の販売店が運営しているローンではなく、ほとんどの場合クレジット会社と提携しているローンです。

 

クレジット会社は貸金業法の適用を受けるので、総量規制の対象になるので、ディーラーローンは総量規制の制限を受けると思われますが、実はディーラーローンも総量規制の対象外になります。理由は、ディーラーローンは購入した自動車を担保にするので、総量規制の対象外になります。

 

極端な例ですが、カードローンやクレジットカードで年収の3分の1近くまでお金を借りていても、自動車ローンはカウントされないので申し込みをすることが可能です。ただし、審査に通るかどうかは別の問題になります。

 

カードローンやクレジットカードの借入多くても大丈夫?

法律的にはマイカーローンは総量規制の対象外になるので、カードローンでお金を借りていても申し込みをする事は可能です。反対に、マイカーローンやディーラーローンを利用していても、カードローンやクレジットカードのキャッシング枠の申し込みが出来るという事になります。

 

ただ、先ほども書きましたが、申込みが出来る事と審査に通る事は別で、カードローンの借り入れが3件以上ある場合や、利用限度額の合計が年収の50%と核になっていると、審査に通る可能性はかなり厳しくなるようです。

 

返済比率がどれくらいかが重要

マイカーローンでお金を借りる時は、銀行のマイカーローンもディーラーローンも総量規制の対象外になるので、申し込みは可能ですが、審査に通るかどうかは借り入れ件数や借入残高だけでなく、返済負担率が大きく影響します。

 

返済負担率とは

返済負担率とは、税込み年収に対して、すべての借り入れの年間返済額の割合を事で、年間返済額÷税込み年収×100=返済負担率(%)で計算します。

 

たとえば、税込み年収400万円の人が、月額賃貸料で6万円、スマホの料金などで1万5千円、カードローンの返済が1万円の合計8万5千円(月額)になります。

 

返済比率は (8万5千円×12か月)÷400万円=25.5%となります。

 

この計算から言えることは、当然ですが、毎月の支払いが多ければ返済比率が高くなります。

 

マイカーローンを組む時や、ディーラーローンは総量規制の対象外になるので、審査に通れば年収に関係なく融資が受けられます。しかし、ほとんどの場合、審査で返済比率もチェックされるので返済比率が高ければ、融資を受けられる可能性は少なくなります。

 

一般的に「返済比率が35%~40%を超えていると審査に落ちる可能性が高い」と言われています。

 

先ほどの計算例から逆に併産していくと、返済比率が40%になるには約13万円(月額)までの借り入れが可能なので、マイカーローンを組む場合は最大で4万5千円のローンが組める計算になりますが、銀行や信販会社よってこの比率が違うので、事前に確認しておく必要があります。

 

ブラックになっていても借りられる?

マイカーローンは銀行で借りる場合や購入先のディーラーでローンを組む方法がありますが「ブラックになっているけど借りられる?」という心配をしている人もいますが、残念ながらブラックの状態でマイカーローンが組むのは難しいです。

 

ブラックとは、信用情報機関の個人情報に、かードローンやクレジットカードの返済遅れがあったり、債務整理をしたりした場合「異動(事故情報)」として記録され、いわゆるブラック状態になります。

 

ブラックになると、5年~10年の間事故情報は消える事がないので、その間は新しい借り入れが出来なくなります

 

「金融事故」があった事は、銀行系や消費者金融系、信販系すべての信用情報機関で共有されているので、審査で個人情報を照会した時、金融事故を起こしている事がすべてに知られてしまします。

 

ですから、ブラックとなった場合は、事故情報が消える5年~10年以上待たなければなりません。過去にブラックとなっていても保証人を付ければ、融資が受けられるところもあるようですが、現在延滞中というのでは、審査を通してくれる可能性はありません。

 

まとめ

マイカーローンと総量規制のについてまとめると

  • 総量規制は消費者金融だけの法律なので、銀行のマイカーローンは総量規制の対象外になります。
  • ほとんどの場合ディーラーローンは信販会社との契約になるので、総量規制の制限を受けますが、、自動車ローンや住宅ローンは総量規制の「除外貸付」になり、総量規制の対象外になります。
  • 銀行のマイカーローンやディーラーローンは総量規制の対象外になるので、すでにカードローンやクレジットカードで借り入れがあっても、申し込みは可能です。
  • 審査は返済比率もチェックしているので、申し込みは可能であっても返済比率が高ければ、ローン審査に通る事は難しくなります。
  • ローン審査は信用情報機関の個人情報もチェックしているので、カードローンやクレジットカードの返済で、延滞などの事故履歴があれば審査に通る可能性は少なくなります。

 

希望通りの自動車が購入出来ても、返済に追われるような生活では意味がありません。借り入れをする前に、返済シミュレーションなどを利用して、無理のない返済計画を立てる事が大切です。